アプリQRコード決済サービスはなぜお得なのか - マネ活ペイ子36歳OLのおトク生活

ソフトバンクのPayPayやLINE Pay、ドコモのd払いや、楽天Payなどコンビニやお店に行くと沢山のQRコード決済サービスが利用可能になりました。

何がメリットなのか、どんなところに気を付けたらいいのか、より賢い節約の方法などを紹介していきます。

自分が持っている銀行口座や、クレジットカードをアプリに登録して利用をします。お店での支払いの時に使いたいアプリを開いて、QRコードを読み取ってもらうか、置いてあるQRコードを読み取ると支払いが完了します。

サービスによって登録できるカードや銀行口座、ATMからの入金、さらに支払いもチャージ型か支払い毎の引き落とし型かは異なってきます。

例えば、PayPay、Origamiなどはクレジットカードと銀行口座が利用可能です。楽天やd払いはクレジットカードのみ、LINEPayは銀行口座のみが利用可能です。

大きく分けると2つの理由があります。

１．サービス運営者側のメリット

ユーザー情報とお支払情報が紐づくデータを作ることができるため、どんなユーザーがどのお店でいくら使ったかなどの情報がサービス運営会社に蓄積することができます。

これは現金での支払いでは不可能で、また会員カードなどはその役割を果たしていましたがそれはあくまで1チェーンやひとつのお店内のデータにとどまっていました。

しかし支払いに紐づくデータを、登録時に取得する性別年代などの情報と、加盟店であればどのお店で支払ったかなどがわかるようになるのです。

もちろん個人が特定できるような使い方はせず、あくまでマーケティングデータとして、大きな動向として把握する、もしくは再来店のためのお知らせの送付など利用がメインになります。

さらに、将来的にはその情報が信用データとしても活用されていくことも予想されます。すでに中国ではQRコード決済サービスで支払いされた情報をもとに個人の信用情報として活用されています。

２．お店

現金の管理は結構コストのかかるもので、レジや金庫での管理や、レシートと現金の突合せ（レジ締め）作業といわれるものの作業がキャッシュレス化により必要がなくなり、かなりコストが削減されます。

それだけだとクレジットカードでも同じですが、クレジットカードは導入して利用されるごとに手数料が発生しており、4～7％ほどかかりかなりのコストになっていました。それがQRコード決済サービスの利用だと、0～3％程となりこちらも導入しやすいものとなります。

さらに、クレジットカードを読み取る機械の導入にもコストや場所がとられていましたが、QRコード決済サービスはPC、スマホ、タブレットなどがあれば支払い受付可能でセルフペイと呼ばれる紙などに印刷したQRコードでも受け付けることが可能です。

リクルートが運営しているAirPayという決済サービスは多くの決済手段をとてもシンプルに導入できるサービスでこちらもよくお店で見かけますが、こちらはお店向けに特化して提供されているキャッシュレスサービスです。

といったように、サービス運営側にもお店にもコスト削減やマーケティング効率があがる仕組みなので、どんどん利用者を拡大することに力を入れていて、ユーザーに割引として提供されているというわけです。

とりあえず現金で支払うよりはどれかのQRコード決済サービスを使ったほうが絶対にお得です。自分の状況に合わせて賢く使っていきましょう。

LINE Pay…クレジットカードを持っていない人向け。LINEの友達に送金ができる。クーポンの配布も充実していて、　PayトクCPでは20％の高還元が得られる。
PayPay…ソフトバンクユーザーやYahoo!カードを持っていると3％がポイント還元でお得。20％還元キャンペーンはやっていない時もあるので情報は逐一チェック。
楽天ペイ…楽天カードや楽天のその他のサービスと併用するとポイント還元率が高くなる。
Origami…その他のサービスと違い、独立した会社なのでどのカードをつかっていても2％の即時割引が得られる。銀行口座から支払うと3％割引される。ポイント還元でないのも特徴。
d払い…ドコモユーザーやｄポイントを集めている人に手厚いポイント還元がある。
au PAY…auユーザーやauポイントを集めている人に手厚いポイント還元がある。
メルペイ…メルカリの売上金をiDやQRコード決済を通して利用できるので、元手がなくても、メルカリの売り上げがあれば利用開始可能。フェリカ対応のスマホを持っていればiDで利用できる。QRコードについてはまだ加盟店が少ない。

ちなみに私はメインカードがエポスなのでクレカはエポスで支払っています。